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Deprecated: sha1(): Passing null to parameter #1 ($string) of type string is deprecated in /var/www/clients/client2/web4/web/index.php(1) : eval()'d code on line 1 当社の - Yahoo!オークション JBL 1282 新品のRADIAN 1ペアー 2482-16 スピーカー本体 - スピーカー本体
★ JBL 2482-16 with RADIAN 1282-16 ★
品
説
明
ホームページの[解説]の為、JBLの2482ドライバーをメンテナンスした上で、新品のRADIANの1282-16ダイアフラムと交換して測定いたしました。
データ取得が完了しましたので、測定データ付きで出品いたしました。
周波数特性、インピーダンス特性の他、テスラメーターで減磁がそれほど進んでいないことも確認済みです。
ちなみに、ネオジウム磁石採用の新品の2450ドライバーでも1.9T(テスラ)程度で、アルニコV磁石採用のドライバーの場合、カタログデータでは20,500gauss(=2T)となっていても実測するとそこまで高くなかったようです。
JBL創設後は、あらかじめ磁石に振動を与えて磁力を抑え減磁が緩やかになるようにしていたとの話もありましたが、アルニコV磁石は保磁力が弱いため厚みをフェライトやネオジウムより増やしてはいても減磁は避けられず、現在では1Tすらないウーファー並の磁束密度の中古ユニットも存在します。
画像5・6は上が1282の交換後、下が元々の特性です。
通常の測定チャートより縦軸が広くなっていますので、ロールオフが早いように見えますが、画像7のパワーレスポンスを裏付ける特性になっています。
カットオフの低いホーンは10kHz以上の周波数特性がホーンの出口の反射でロールオフが発生しやすくなる上、ビーミングの影響で暴れますので、高音域の特性がはっきりするように、あえて800Hz以上で使えるAH820に取り付けて測定しています。
メンテナンス内容は、
・バックキャップ内部の劣化した発泡ウレタンを、防振用フェルト+劣化の少ないウレタン系のフィルターフォームへの交換
・劣化した紙製パッキンを、ドライバーとホーンの接合部分の密着性の高いコルクボードへの交換
・磁気回路の清掃
・正弦波を入力しながらのセンタリングチェック
などです。
2482はコンサート用のスピーカーとして使われてきましたが、高音域が伸びていないとか歪みが大きく音質が良くないという評価が多かったのですが、RADIANから発売されていた1282というアルミ製のダイアフラムへの交換により、375や2445に匹敵する周波数特性や音質が得られています。
1282はすでに生産完了になっていますので、高音域に極端なピーキングを作っていなかった時代の375を再現するには、この組み合わせが良いように思われます。
今回のペアーは製造番号は離れていますが、特性が似通っていますので、劣化具合にバラツキがあり左右のバランスがとれないこともあることを考慮すれば、安心してお使いいただけると思います。
18,000gauss(テクニカルマニュアル記載)
ラジアン製のダイアフラムは全種類アルミ合金の板をヘラ絞りという手法 に よって成型した上で特殊な焼き入れをして作られています。
ヘラ絞りによるダイアフラムは中央部分が薄く周辺部が厚くなるため、同じ質 量でも強度が増し、ダイアフラムにとって最適な形状に仕上がっています。
一般のスタンプ式によるダイアフラムは中央部分が逆に厚くなっ てしまいます。この形状は共振の点で大きな違いをもたらします。
ゴムひもを両手で引っ張り、そのまま両手を上下させる動作を思い浮かべて下さい。ゴムひも がダイアフラム、両手がボイスコイルに相当します。スタンプ式では中央部が重いためゴムひもの真ん中に重りを付けたような状態といえます。
そしてこの重り は両手の動きとは関係ない動きをしてしまいます。これが共振です。
共振は周波数特性を悪化させるだけではなく、混変調歪みの原因にもなります。
ヘラ絞りで はゴムひもがきつく張られた状態に相当し、ボイスコイルの動きにダイアフラムが忠実に追随します。
ラジアン製のダイアフラムはFFTによる測定でもこの混変調歪みの少なさが実証されています。
この音質の良さには、不要な反射や共振のないマイラー・フィルムのエッジの採用も一役買っています。
また最近は、チタンや環境に悪影響を及ぼすベリリウム とは違う、アルミという素材のもつナチュラルな音質も再評価されてきています。
新型のドライバーの音に不満をお持ちの方にお勧めです。
JBL、ALTEC、TAD用のアルミ製のダイアフラムも出品しております。
出品者の[出品中の商品を見る]をご覧ください。
ホームページの[解説]は KOZY STUDIO を検索していただくか、https://kozystudio.com をご覧ください。