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Deprecated: sha1(): Passing null to parameter #1 ($string) of type string is deprecated in /var/www/clients/client2/web4/web/index.php(1) : eval()'d code on line 1 超人気新品 展示処分品】 DYNAUDIO エボニーホワイト Forty Special The その他 - その他
今回は私が製作したオーディオボードの出品です。
表面は築100年以上の古民家よりいただいた古材ケヤキです。
荒々しくも美しいケヤキの板目をお楽しみ下さい。
裏面はウォルナット・ハードメープル・パドック・チークと多種の銘木を縦に使用し、反り対策としております。
黒く見える縁取りは全て1.5mmのローズウッド突板です。
古材ケヤキ(18mm)・芯にラワン合板(12mm)・裏面の寄木(10mm)の計三層構造となっております。
また今回、横手材を以前より幅広く製作する事により角は留め切りで接着しております。
所謂ドン付よりも精度は要求されますが、美しさを求めるなら留め切りと考え製作しました。
横手材が各60mmですので、内寸は420mm×310mmですので置く機材によっては殆ど隠れてしまいますが、ジャケットの裏にこそ、こだわる様なものと捉えていただけたら幸いです。
仕上げの工程ですがペーパー120番→リボスオイル ローズウッド色を塗布→乾燥→ペーパー150番・240番 リボスオイル黒檀色を塗布→320番・400番→リボスオイル ナチュラル色を塗布→600番・1000番・3000番で都度ウェットサンディングを行い、乾燥後にナノクリアスを塗布し、5000番→7000番と掛けております。
仕上げ工程はナノクリアスを塗布→乾燥→研ぎがセットとなっています。
リボスオイルは3度塗り、ナノクリアスは4度塗りで仕上げております。
どちらの塗料も浸透系で木の呼吸を妨げる事なく表面を保護出来ますので、従来のワトコオイル・ワックスで仕上げるやり方から変更いたしました。
音質ですが、プレーヤーはYAMAHA CDX-2020 スチューダーA730にて試聴を行いました。
オーディオラックに直置きしていた時と比較しますと、再生される音が遥かにクリアになりました。
特にヴォーカルやメインの楽器の後ろで再生されている楽器の小さな音色が聴き取れるようになりました。
機器は変更していないのにも関わらず、音が増えた様に感じました。
下が強固になった事でぶれなくなった事がより良い再生に繋がっていると予想しています。
オーディオ=ハードメープルの様なトーンウッドがまず浮かびますが、古材ケヤキは決して負けておりません。
古材ですのでより響くのだと思います。
このボードを製作するまでケヤキは恥ずかしながら敬遠していたのですが、自分の認識を改める品物となりました。
※メンテナンスについて※
私が製作しているインシュレーター・オーディオボードはリボスオイルとナノクリアスで仕上げてあります。
出品する際には表面のオイル・ナノクリアスはしっかり硬化しておりますが、時間が経つにつれて更に中まで浸透して硬化します。
殆どメンテナンスフリーだとは思いますが、御心配な場合は固く絞った濡れ布巾で磨いて頂ければ長く使用出来るかと思います。
天然の素材を使用している為、多少の反り・捩れ・縮み・割れが発生する可能性がございます。
木の特性と受け入れ、付き合っていただけたらと思います。
何かご不明な点がございましたら、お気軽にご質問下さい。